SLWCC
用語集(競技)競技に用いられる用語を紹介します
慣熟歩行
走行前の下見
走る前に全員でコースを歩いていろいろなことを確認します。コースを覚えるのは大前提ですが、ちょっとした起伏や舗装の状態などを丁寧に下見します。その上で、どういうライン取りをするのか、どのあたりでどの程度のブレーキングをするのか、どの方向へ立ち上がるかなどアタックの運転の組み立てを考えます。この段階から勝負は始まっています。時間が許せば、慣熟歩行の様子も観察してみてください。エントラントごとに見るところが違っていて面白いですよ。
1本目、2本目
ジムカーナ は2回アタックして良い方のタイムで勝負が決まります。通常は午前中に1本目、午後に2本目となります。
ラップ走行
ジムカーナ は一台ずつの出走ですが、前走車が半分程度走った段階で、次の車が出走してもラインがクロスしない状態になると、スタートします。一時的にコースに2台の車が走っている状態になります。このように部分的に重ねて走ることをラップ走行といいます。また、ダブルと表現することもあります。
サイドターン
パイロン周りをクルッと小さく速く回るには、サイドブレーキを引いてリヤタイヤをロックさせることをきっかけにして、スライドさせながら旋回します。これをサイドターンと言います。180°程度のこともあれば、コース設定によっては2回転(720°)くらい回る場合もあります。豪快な技なのでジムカーナ の見所のひとつでもあります。
スラローム
何本かのパイロンが並んでおり、その間を縫うようにジグザクに走り抜ける部分のことを言います。サイドターンに比べると地味ですが、ライン取りがタイムに大きく影響するので、美しく決める必要があります。
ペナルティー
パイロンに触ったりすると、ペナルティーとしてタイムが加算されます。これを食らうともう勝負にはならないが、マージンを取りすぎても遅い。ペナルティーを食らわないように上手くコース攻略する技術がドライバーには求められます。ペナルティーの種類については、「旗」の項目で触れます。